臨床心理士の資格について

さてさて。

 

私は、2016年に臨床心理士の資格を取得し、2018年に公認心理師の資格を取得しました。

 

※公認心理師については、別ページに記載します。

 

 

まず、臨床心理士は、指定されたカリキュラムを学べる大学院で心理学を学ばなければなれません。

2年の修士課程を修了すると、臨床心理士試験の受験資格が得られます。

試験は一時試験の筆記と二次試験の面接に分かれており、それらに合格することで、臨床心理士の資格を取得することができます。

さらに、臨床心理士は、資格認定後に5年毎の更新制度があります。

5年の間に、協会が認定した機関や団体による研修を受け、ポイントを取得します。

一定のポイントを取得した人は、臨床心理士の資格を更新することができます。

 

臨床心理士は、学会や研修会への参加など、研鑽を重ねていかないと資格が剥奪されてしまうのです。

 

臨床心理学は、比較的新しい学問なので、今なお様々な知見が研究によって明らかにされています。

時代や地域によっても理論が異なることも多々あります。

既存の知識が更新されたり否定されることもあり、常に新しい知識に開かれていないといけません。

また、臨床心理士が関わる領域はとても広範囲に及びます。

例えば、医療領域、司法領域、学校領域、福祉領域、地域、行政などなど。

それぞれの領域によっても必要な知識が少しずつ異なります。

 

そういったことも含めて、臨床心理士は常に新しく膨大な知識を習得して、実践に生かしていく必要があります。

しかしながら、全ての分野のエキスパートになることはなかなか難しいものです。

そのため、臨床心理士の中でも専門とする分野や得意とする分野が人によって異なります。

 

信頼するカウンセラーや心理士を選ぶ際には、どのような分野を得意としているかを見ていくと、ご自身に合ったカウンセラーを見つけることができると思います。

 

 

といういことで、私の得意とする分野や心理療法や技法について徐々にお話していこうと思います。

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。